松本哲哉 国際医療福祉大学 主任教授: そのクリニックにあまり高齢者の方々が行かれないのかもしれないが、しかし重要なのは 若い人にかなり後遺症が出やすいこと。 新美有加キャスター: 味覚障害については、酸味、甘味、塩味すべてを感じないような症状ですか? 遠藤怜子さん: それらの 区別がつかず、口の中が麻痺しているような感じがありました。 新型コロナの後遺症を防ぐためには新型コロナに罹らないことが一番 これまでの報告をまとめますと、新型コロナから回復した後も遷延する症状の特徴として、 ・発症から100日以上経っても何らかの症状に苛まれる人がいる ・倦怠感や呼吸苦、胸痛といった症状が遷延しやすい ・集中力低下、脱毛などの急性期ではみられなかった症状が2〜3割で報告されている ・嗅覚・味覚障害も遷延することがある ・肺や心臓に長期的な影響が残ることがある ・高齢者や基礎疾患のある人に多いが、若い健康な人でもみられることがある ということが分かってきました。 この調査では、後遺症は ・高齢者 ・肥満 ・女性 ・発症時の症状が5つ以上ある といった人で起こりやすいということが分かりました。 松本哲哉 国際医療福祉大学 主任教授 松本哲哉 国際医療福祉大学 主任教授: 実際に診てくれる病院がないということ、医療の現場にいる者としてすごく反省しなければいけない。 後遺症のフォローを受けられず 松本哲哉 国際医療福祉大学 主任教授: 今どこかの病院で後遺症に関連して通院し、何らかの治療やアドバイスを受けておられるのですか。 桜井充 参議院議員・医師 櫻井充 参議院議員・医師: まず正しいデータを取ることから。 4つの病態とは、 呼吸器症状:咳、痰、息苦しさ、胸の痛み 全身症状:倦怠感、関節痛、筋肉痛、しびれ 精神・神経症状:記憶障害、集中力低下、不眠、頭痛、抑うつ 消化器症状:下痢、腹痛 脱毛 動悸 味覚障害・嗅覚障害 などがあります。.
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